「ダンボールの工作したいけど、どうしたらいいかな?」
「作ってみたけど、きれいにできない!」
というあなたへ。
僕もまだまだ完璧にはいきませんが、僕の作り方を、簡単な小さな貯金箱の制作を通して紹介します。
参考になればうれしいです。
厚さ5mmの段ボールを想定しています。
ここから寸法図を作りました。
数字の単位はmm です。
材料は、厚さ5mm のダンボールです。
道具は、鉛筆、消しゴム、カッター、カッター台、定規、木工用ボンドです。
ボンドを使うときに、つまようじと付せん紙があると便利です。
僕は作品を作り始める前に、カッターの刃を折って新しい刃にします。気合を入れる場合には、刃そのものを交換します(替刃はまとめて安く売っていますので気前よく!)。
新しい刃にすると切れ味が全然鋭くなります。
逆に言えば、カッターの切れ味というのは、使うとすぐに悪くなるのです。これまで、切り口がギザギザになってしまっていたのは、あなたのせいではなくカッターのせいだった、、かもしれません。
段ボールには裏と表があります。両面が同じではないのです。段ボールの筋がよく見える側(こっちが裏だと思います)に下書き線をかきましょう。
まず、基準になる直角の二本の線を、下敷きなどを使って鉛筆でかきます(ここでは、カッター台を使いました)。
一方の線が、段ボールの立て筋と平行になるようにします。
この線を基準にして、寸法図のパーツの下書きをかきます。
段ボールの下に、カッター台を敷きます。
切る線に沿って定規を当てて、カッターで切りますが、
1回で切ろうとはせず、軽い力で4,5回繰り返して切るときれいに切れます(これ重要)。
切り取った同じ大きさのパーツがぴたりと重なるようになれば完璧です。
定規を横向きに使うには理由があります。僕の机では、卓上ライトの光が左前から来るので、この向きが下書き線が一番見えやすいのです。定規を縦に使ったほうがカッターは使いやすいのですが、下書き線が定規の影になって見えなくなってしまうのです。
お金を入れるための穴を開けます。小さい穴をあけるときには、定規は当てずに直接カッターで切ります。
表から切っただけでは切り離せないことが多いので、
裏側からもカッターを入れます。
デザインカッターがあればもっと切りやすいです。
接着面に木工用ボンドを塗ります。つける順番に気をつけます。動画では、一回間違えました(汗)。何がいけなかったか分かりますか?
ボンドを使うときには、つまようじと付せん紙が便利です。
乾くまで動かさずに忍耐強く待ちます。実はこれが難しい(笑)
基本の貯金箱の完成です!
お金を取り出すときは、、、カッターで穴をあけましょうか。。で、お金を取り出したらまたボンドでふさぐ、と。
これは面倒くさいので、結果、お金がたまる!